Listen First
まずは音声で聴く
チャプター付き
トーク音声を聴く
チャプターから気になる話題へ移動できます。
0:00 / 0:00
チャプター
タップでシーク 試聴POP
まず耳で確かめたいトーク
紹介本と会話の入口を、試聴前に選びやすいPOPとしてまとめました。
- 紹介本
- 告白 / 湊かなえ
- 話題の入口
- 今日は湊かなえさんの『告白』を取り上げます。デビュー作にして本屋大賞を受賞し、
- 聴きどころ
- 6件のチャプターから、気になる話題へ移動できます。
Nearby Shelves
店頭の近くにある棚
Discover More
このトークから広げて探す
Script
トーク内容
全文を読む
Script
トーク内容
導入
MC
今日は湊かなえさんの『告白』を取り上げます。デビュー作にして本屋大賞を受賞し、読書メーターでの登録数は六万件を超える大ベストセラーです。
アシスタント
イヤミスという言葉を広めた代表作でもありますよね。衝撃的な冒頭で有名な作品です。
MC
複数の人物の「告白」を通じて事件の全容と人間の闇に迫る、心理ミステリーの傑作です。
あらすじ
MC
物語は中学校の終業式から始まります。担任の森口悠子先生がクラスの前で語り始めるのは、亡くなった自分の娘についてです。
アシスタント
警察は事故と判断したけれど、森口先生は娘を死に追いやったのはクラスの生徒だと知っていた。そして自らの方法で復讐を遂げたと告げる。
MC
この冒頭の衝撃から物語が一気に動き出します。そしてここからは、事件に関わった人物たちがそれぞれの視点で「告白」を重ねていく構成です。
アシスタント
犯行に関与した生徒、クラスメイト、その家族。視点が変わるたびに、事件の意味や人物の心情が揺れ動くんですよね。
視点が変わる怖さ
MC
この作品の最大の仕掛けは、語り手が変わるたびに同じ事件の見え方が変わるところです。
アシスタント
誰かの正義は、別の誰かの加害だったりする。その構造が非常に巧みですよね。
MC
読書メーターでも「視点ごとに印象がひっくり返る」「善悪が簡単に語れなくなる」という感想が支配的です。
アシスタント
読者自身が自分の倫理観や感情と向き合わされる構造になっていますよね。
心理描写の深さ
MC
湊かなえさんの真骨頂は、人間の内面を容赦なく描き出す心理描写です。この作品ではそれが全開で発揮されています。
アシスタント
復讐なのか正義なのか、愛情なのか執着なのか。登場人物たちの動機がすべて曖昧で、だからこそリアルなんですよね。
MC
読了後に「後味が悪い」と言う人も多いですが、それは作品に力があるからこそ残る感覚です。
どんな人におすすめか
MC
心理描写の深い作品が好きな人にはまず間違いなくおすすめです。イヤミス系の入門としても最適です。
アシスタント
ミステリーとしての仕掛けもしっかりしているので、謎解きが好きな人にも満足できる内容ですね。
MC
教育や少年犯罪といった社会テーマにも切り込んでいるので、考えさせられる読書がしたい人にも向いています。
まとめ
MC
『告白』は、複数の「告白」を通じて一つの事件の真相と人間の闇を多面的に描いた衝撃作でした。善悪の境界を揺さぶる読後感が、長く心に残ります。
アシスタント
読んだ後、しばらく考え込んでしまう作品ですよね。
MC
気になった方はぜひ手に取ってみてください。今日はありがとうございました。
アシスタント
ありがとうございました。