本文へスキップ
きまぐれロボット 表紙

きまぐれロボット

2026年5月27日 更新

今日は、星新一さんのショートショート集『きまぐれロボット』をご紹介します。

試し聴きする Amazonで見る

店頭POP

今の気分に合う一冊かも

気分、読みどころ、向いている読者を店頭POPのようにまとめました。

こんな時に
発明やロボットが出てくる、明るく読みやすい短編を楽しみたい時
刺さるポイント
便利なはずの機械や薬が、人間の期待を少しずつ裏切っていく
向いている人
星新一作品の入口として、親しみやすいショートショートを探している人

Reading Notes

読みどころメモ

音声レビューの要点

今日は、星新一さんのショートショート集『きまぐれロボット』をご紹介します。

本作は、博士の発明や不思議な機械、奇妙な薬をきっかけに、日常が少しだけずれていく短編を集めた一冊です。題名になっているロボットも、いかにも便利そうでありながら、人間の思い通りには動いてくれません。役に立つはずのものが、期待と違う働きをした時、人は何に腹を立て、何を見落としてしまうのか。そのおかしさが、軽い語り口の中に詰まっています。

星新一さんの魅力は、難しい科学説明をしなくても、たったひとつの設定で物語を動かしてしまうところにあります。新発明を見せられた人、お金や便利さに惹かれる人、楽をしたい人。登場人物たちの願いはどれも身近で、だからこそ、結末でひっくり返された時に笑いながら少し冷やりとします。

読みどころは、明るさと皮肉のバランスです。ロボットや発明品が出てくるので、子どもにも入りやすい楽しさがあります。一方で、大人が読むと、人間の欲や思い込みをさらりと見抜く視線に気づきます。便利なものに頼るほど、本当に必要だったものが見えなくなる。その感覚が、短い物語の中で鮮やかに残ります。

『きまぐれロボット』は、星新一作品をこれから読み始める人にも向いた一冊です。一編ごとにさっと読めて、最後に小さな驚きが待っている。SFの楽しさ、寓話のひねり、ショートショートの切れ味をまとめて味わえます。

Nearby Shelves

近くの棚を見る

似た読み味と関連トーク

近くの棚: 似た読み味の本

4冊を棚から抜粋

Discover More

この本から広げて探す

テーマ・悩み・著者から次の一冊へ

もっと本を探す

近いジャンルや著者から、今の気分に合う本を続けて探せます。

SNSへの共有

この本をシェアする

あなたへの次のおすすめ

Books / Talks