Listen First
まずは音声で聴く
チャプター付き
トーク音声を聴く
チャプターから気になる話題へ移動できます。
0:00 / 0:00
チャプター
タップでシーク 試聴POP
まず耳で確かめたいトーク
紹介本と会話の入口を、試聴前に選びやすいPOPとしてまとめました。
- 紹介本
- 何者 / 朝井リョウ
- 話題の入口
- 今日は朝井リョウさんの直木賞受賞作『何者』を取り上げます。就活をテーマにした青春群像劇です。
- 聴きどころ
- 6件のチャプターから、気になる話題へ移動できます。
Nearby Shelves
店頭の近くにある棚
Discover More
このトークから広げて探す
Script
トーク内容
全文を読む
Script
トーク内容
導入
MC
今日は朝井リョウさんの直木賞受賞作『何者』を取り上げます。読書メーターでの登録数は約二万九千件。就活をテーマにした青春群像劇です。
アシスタント
SNS時代の若者の心理を鋭く描いた作品ですよね。読んでいて心がざわつく人が続出した話題作です。
MC
「自分は何者なのか」という問いに、就活という舞台を通じて正面から向き合う物語です。
あらすじ
MC
大学の最終学年。就職活動を控えた五人の学生たちが、互いに情報交換しながら就活に挑んでいきます。
アシスタント
最初は励まし合う関係に見えるんですが、内定が出る人と出ない人の差が広がるにつれて、空気が変わっていくんですよね。
MC
SNS上でのやり取りや何気ない一言の裏に隠れた嫉妬、焦燥、承認欲求。それらが人間関係に影を落としていきます。
アシスタント
そして終盤に訪れるある「暴露」が、読者の足元をすくうんですよね。
SNSと本音
MC
この作品が描くのは、SNS時代ならではの見栄と本音の乖離です。ツイートや投稿の裏にある感情を、朝井さんは容赦なく暴いていきます。
アシスタント
読書メーターでも「自分のSNSの使い方を見直した」「刺さりすぎて痛かった」という感想が非常に多いですよね。
MC
他者を観察し、批評する側にいると思っていた人が、実は最も見られることを恐れていた。その構造に多くの読者が衝撃を受けています。
「何者」という問い
MC
就活は「自分を売り込む場」でもあります。でもそのとき、自分は本当に何者として立っているのか。
アシスタント
肩書きや内定先で自分の価値が決まるわけではないのに、どうしてもそこに囚われてしまう。
MC
朝井リョウさんはその苦しさを肯定も否定もせず、ただ正確に描写する。だからこそ読者は自分自身を見せつけられる感覚になるんです。
どんな人におすすめか
MC
就活経験者にはまず間違いなく刺さります。あの時期の感情が生々しく蘇る作品です。
アシスタント
就活を経験していなくても、SNSでの人間関係や他者との比較に心当たりがある人には響きますよね。
MC
朝井リョウ作品の入門としてもおすすめです。現代の若者心理を最も鋭く切り取った作品のひとつだと思います。
まとめ
MC
『何者』は、就活というリアルな舞台を通じて「自分は何者なのか」を突きつける衝撃の群像劇でした。
アシスタント
読後に自分のSNSを見返したくなる、いや、見返すのが怖くなる作品ですよね。
MC
気になった方はぜひ手に取ってみてください。今日はありがとうございました。
アシスタント
ありがとうございました。