ST 警視庁科学特捜班シリーズの読む順番|初心者はどこから読む?
今野敏のST 警視庁科学特捜班シリーズを読む順番を整理。エピソード1、色シリーズ、伝説シリーズ、化合、プロフェッションの位置づけを初心者向けに解説します。
今野敏さんのSTシリーズは、警察小説でありながら、チームもののエンタメ感が強いシリーズです。
プロファイリング、化学分析、聴覚、嗅覚、薬物。突出した能力を持つメンバーが集まり、常識では割り切れない事件に挑みます。ただ、巻数が多く、旧版・新装版・色シリーズ・伝説シリーズ・エピソード0が並ぶため、最初は読む順番で迷いやすいです。
この記事では、ST 警視庁科学特捜班シリーズの読む順番と、初心者がどこから入ると楽しみやすいかを整理します。
この記事のポイント
- 最初の一冊は『ST 警視庁科学特捜班』または新装版の『エピソード1』
- 基本は刊行順で読むと、チームと各メンバーの輪郭がつかみやすい
- 『化合 エピソード0』は前日譚だが、初心者は本編を数冊読んだあとでもいい
- キャラクター重視なら色シリーズ、事件のスケール重視なら伝説シリーズへ進む
まず結論:初心者は第1作から刊行順
STシリーズを初めて読むなら、最初は**『ST 警視庁科学特捜班』から刊行順**がおすすめです。
新装版では『ST 警視庁科学特捜班 エピソード1』というタイトルで出ているため、書店や電子書店ではこの表記を見かけることもあります。どちらもシリーズの入口として考えれば大丈夫です。
STシリーズの読む順番一覧
| 順番 | タイトル | 位置づけ |
|---|---|---|
| 1 | ST 警視庁科学特捜班 | チーム初登場。まずここから |
| 2 | ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人 | 薬物や毒物をめぐる事件 |
| 3 | ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ | 国際色のあるサスペンス |
| 4 | ST 青の調査ファイル | 青山の個性が前に出る色シリーズ |
| 5 | ST 赤の調査ファイル | 赤城の専門性を味わう色シリーズ |
| 6 | ST 黄の調査ファイル | 山吹を軸にした色シリーズ |
| 7 | ST 緑の調査ファイル | 翠の能力と人物像を深掘り |
| 8 | ST 黒の調査ファイル | 黒崎の存在感が強い一冊 |
| 9 | ST 為朝伝説殺人ファイル | 伝説シリーズの入口 |
| 10 | ST 桃太郎伝説殺人ファイル | 民間伝承と事件が重なる長編 |
| 11 | ST 沖ノ島伝説殺人ファイル | 伝説シリーズの流れを受ける長編 |
| 12 | ST 化合 エピソード0 | 本編以前を描く前日譚 |
| 13 | ST プロフェッション 警視庁科学特捜班 | チームの専門性を改めて楽しむ長編 |
この順番で読めば、メンバーの関係性とシリーズの広がりを無理なく追えます。
ただし、STシリーズは一冊ごとの事件が比較的独立しているため、絶対に一巻も飛ばせないタイプではありません。映像化で気になった人や、キャラクターに惹かれている人は、まず第1作を読んで、雰囲気が合えば順番に進むくらいの入り方で十分です。
『化合 エピソード0』はいつ読むべき?
『ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班』は、タイトルどおりSTの前日譚にあたる作品です。
時系列だけを考えれば最初に置きたくなりますが、初心者には第1作から読むほうをおすすめします。第1作でSTというチームの魅力を知ってから『化合』へ戻ると、前日譚としての意味が伝わりやすいからです。
色シリーズと伝説シリーズの違い
STシリーズで迷いやすいのが、色シリーズと伝説シリーズの位置づけです。
色シリーズは、青・赤・黄・緑・黒という各メンバーの色を冠した作品群です。メンバーの能力や個性が見えやすく、キャラクター小説としての楽しさが強く出ます。
一方、伝説シリーズは、為朝、桃太郎、沖ノ島といった伝承や土地のイメージを事件に絡める長編です。事件の舞台や謎の雰囲気を楽しみたい人には、こちらの流れが合います。
| 読みたいもの | おすすめの進み方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| キャラクターの深掘り | 青・赤・黄・緑・黒の色シリーズへ進む | STメンバーの個性を楽しみたい人 |
| 事件のスケール感 | 為朝・桃太郎・沖ノ島の伝説シリーズへ進む | 舞台や伝承が絡むミステリーが好きな人 |
| シリーズの背景 | 本編を読んだあとに『化合』へ戻る | STの原点を知りたい人 |
| 一冊だけ試したい | 第1作『ST 警視庁科学特捜班』を読む | 今野敏作品の入口を探している人 |
ドラマや映画から入った人は?
ドラマや映画からSTを知った人も、まずは第1作で問題ありません。
映像版はキャラクターの印象が強く残りやすいですが、原作では百合根とSTメンバーの距離感、チームとして動き出すまでのぎこちなさ、捜査の論理がより丁寧に描かれます。映像で好きになったキャラクターがいるなら、色シリーズまで進むと、それぞれの個性をさらに味わえます。
FAQ
STシリーズは必ず刊行順に読むべきですか?
基本は刊行順がおすすめです。ただし、一冊ごとの事件は比較的独立しているため、第1作で雰囲気をつかんでから好みの巻へ進む読み方もできます。
新装版のエピソード1と旧版の第1作は別物ですか?
入口としては同じ第1作と考えて大丈夫です。現在探すなら、新装版の『エピソード1』表記を目印にすると見つけやすいです。
今野敏作品が初めてでも読めますか?
読めます。硬派な警察小説よりもキャラクター性とチーム感が強いので、今野敏作品の中でもエンタメ寄りの入口になります。
まとめ
ST 警視庁科学特捜班シリーズは、第1作から刊行順に読むのが一番迷いにくいです。
最初に『ST 警視庁科学特捜班』でチームの形を知り、次に『毒物殺人』『黒いモスクワ』へ進む。その後、メンバーの個性を楽しみたいなら色シリーズ、事件のスケールを味わいたいなら伝説シリーズへ進むと、シリーズの面白さを段階的に受け取れます。
『化合 エピソード0』は前日譚ですが、初心者は本編を数冊読んだあとに戻るほうが読みやすいです。STのチーム感が合うと感じたら、そこから今野敏さんの他シリーズへ広げるのも自然です。

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