Listen First
まずは音声で聴く
チャプター付き
トーク音声を聴く
チャプターから気になる話題へ移動できます。
0:00 / 0:00
チャプター
タップでシーク 試聴POP
まず耳で確かめたいトーク
紹介本と会話の入口を、試聴前に選びやすいPOPとしてまとめました。
- 紹介本
- お探し物は図書室まで / 青山美智子
- 話題の入口
- 働く話といっても、励ましてくれる本、現実のしんどさを笑わせてくれる本、静かに背筋を伸ばしてくれる本がありますね。
- 聴きどころ
- 9件のチャプターから、気になる話題へ移動できます。
Nearby Shelves
店頭の近くにある棚
Discover More
このトークから広げて探す
Script
トーク内容
全文を読む
Script
トーク内容
導入
MC
今日は、仕事帰りに聴きたいお仕事小説を五冊紹介します。
アシスタント
働く話といっても、励ましてくれる本、現実のしんどさを笑わせてくれる本、静かに背筋を伸ばしてくれる本がありますね。
MC
今回は、疲れた日に無理やり元気を出すというより、働くことの手触りを別の角度から見られる作品を選びました。
選書基準
MC
選書の軸は三つです。仕事の現場が具体的に描かれていること、登場人物の迷いに共感できること、読み終えたあとに少し呼吸がしやすくなること。
アシスタント
成功物語だけではなく、うまくいかない日や、好きなものを仕事にする苦さも含めて味わえる五冊ですね。
MC
そうです。職業の違いを楽しみながら、自分の明日の働き方を少しだけ見直せる組み合わせにしました。
1冊目: お探し物は図書室まで
MC
一冊目は青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』です。仕事や人生に迷う人たちが、街の図書室で思いがけない本と出会う連作短編集です。
アシスタント
直接の答えを渡されるのではなく、自分で気づくためのヒントをそっと受け取る感じがいいですよね。
MC
働き方に迷っている時は、つい正解を探してしまいます。でもこの本は、少し遠回りしても、自分の中にある願いを見つめ直せばいいと伝えてくれます。
アシスタント
転職や大きな決断の前だけでなく、今の場所で少し疲れている人にも向いている一冊です。
2冊目: 図書館のお夜食
MC
二冊目は原田ひ香さんの『図書館のお夜食』です。夜だけ開く不思議な図書館で働くことになった女性が、本と食事に囲まれながら立ち直っていきます。
アシスタント
本が好きだからこそ、仕事として本に関わる難しさも描かれていますね。
MC
そこが魅力です。好きなものを仕事にしても、現場には人間関係や責任や、理想だけでは回らない事情があります。
アシスタント
それでも、温かい夜食や誰かの蔵書に触れる時間が、働く人の心を少しずつ回復させていく。静かな夜に聴きたい作品です。
3冊目: 店長がバカすぎて
MC
三冊目は早見和真さんの『店長がバカすぎて』です。吉祥寺の書店で働く契約社員の京子が、理不尽な職場と強烈な店長に振り回されます。
アシスタント
タイトルはかなり軽快ですが、働く現実のしんどさはかなり具体的ですよね。
MC
忙しさ、薄給、クレーム、上司への苛立ち。それでも本を届ける仕事が好きだという気持ちが、京子を売り場に立たせ続けます。
アシスタント
愚痴を笑いに変えながら、好きな仕事を続けることの苦さと誇りを残してくれるお仕事エンタメです。
4冊目: ハケンアニメ!
MC
四冊目は辻村深月さんの『ハケンアニメ!』です。アニメ業界を舞台に、監督、プロデューサー、声優、アニメーターたちが一つの作品を世に出すために走ります。
アシスタント
華やかな画面の裏に、交渉や衝突や徹夜の積み重ねがあることを感じます。
MC
好きだけでは続かない。でも、好きだからこそ踏ん張れる。その矛盾がとても熱い作品です。
アシスタント
チームで何かを作っている人、成果の裏側がなかなか見えない仕事をしている人には、特に響きそうです。
5冊目: 羊と鋼の森
MC
最後は宮下奈都さんの『羊と鋼の森』です。ピアノの調律という仕事に出会った青年が、音と人に向き合いながら少しずつ成長していきます。
アシスタント
派手な成功ではなく、未熟さを抱えたまま、目の前の仕事を丁寧に重ねていく物語ですね。
MC
調律師の仕事は、表に立つ仕事ではありません。けれど、誰かが奏でる音を支えるという静かな誇りがあります。
アシスタント
すぐに結果が出ない仕事をしている人に、焦らなくていいと伝えてくれるような一冊です。
読み分け
MC
迷っている自分をやさしく受け止めたいなら『お探し物は図書室まで』、夜に静かに回復したいなら『図書館のお夜食』です。
アシスタント
職場の理不尽を笑い飛ばしたいなら『店長がバカすぎて』、チームの熱量を浴びたいなら『ハケンアニメ!』ですね。
MC
そして、地道な努力の価値を思い出したいなら『羊と鋼の森』。
アシスタント
今の疲れ方によって、手に取りたい本が変わりそうです。
まとめ
MC
今回は、仕事帰りに聴きたいお仕事小説を五冊紹介しました。
アシスタント
どの本も、働くことをきれいごとだけで描かず、それでも明日へ向かう力を残してくれます。
MC
頑張れと言われるより、まずは今日の疲れを分かってほしい。そんな時に合う作品ばかりです。
アシスタント
通勤時間や夜のひと息に、今の自分に近い一冊から選んでみてください。