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紹介本と会話の入口を、試聴前に選びやすいPOPとしてまとめました。
- 紹介本
- 桐島部活やめるってよ / 朝井リョウ
- 話題の入口
- 今日は朝井リョウさんの『桐島、部活やめるってよ』を取り上げます。
- 聴きどころ
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導入
MC
今日は朝井リョウさんの『桐島、部活やめるってよ』を取り上げます。読書メーターでの登録数は約二万五千件。映画化でも大きな話題になった青春群像劇です。
アシスタント
朝井リョウさんのデビュー作であり、史上最年少で小説すばる新人賞を受賞した作品ですよね。
MC
タイトルの「桐島」は実はほぼ登場しない。一人が部活をやめたことで起きる波紋を、複数の高校生の視点から描く物語です。
あらすじ
MC
ある高校で人気者の桐島が突然バレー部をやめたという噂が広がります。それだけのことなのに、学校中に小さな波紋が広がっていく。
アシスタント
直接関係のない生徒たちまで影響を受けるんですよね。スクールカーストの微妙なバランスが崩れ始める。
MC
物語は複数の生徒の視点で語られます。部活に打ち込む生徒、教室で目立たない映画オタク、グループの中での立ち位置に悩む女子。それぞれの日常が丁寧に描かれます。
アシスタント
大きな事件は何も起きないのに、読んでいてどんどん引き込まれるのが不思議なんですよね。
スクールカーストのリアル
MC
この作品が刺さる理由は、学校の中にある見えない序列を正確に描写しているところです。
アシスタント
読書メーターでも「高校時代の空気を思い出して胸が苦しくなった」「自分がどの立場だったか考えてしまった」という声が非常に多いです。
MC
誰が上で誰が下かという構造を告発するのではなく、その中でもがく一人ひとりの感情を丁寧にすくい取っているのが朝井さんの筆力です。
視点が変わる面白さ
MC
複数の視点で同じ時間軸を描くので、ある人物の一場面が別の人物の章で違う意味を持つことがあります。
アシスタント
同じ出来事が視点によってまったく違って見えるのは、先ほど取り上げた『告白』にも通じる手法ですよね。
MC
ただしこの作品はもっと静かです。日常の中のささやかな感情の揺れを、複数の角度から照射する群像劇です。
どんな人におすすめか
MC
青春小説が好きな人にはまず間違いなくおすすめです。とくに学校生活の雰囲気をリアルに感じたい人に響きます。
アシスタント
短くて読みやすいので、朝井リョウ作品の入門としても最適ですね。
MC
大人になってから読むと、あの頃の自分を客観的に見つめ直せる一冊でもあります。
まとめ
MC
『桐島、部活やめるってよ』は、一人の不在が生む日常の波紋を複数の視点から描いた、繊細な青春群像劇でした。
アシスタント
静かだけど確実に心に残る作品ですよね。
MC
気になった方はぜひ手に取ってみてください。今日はありがとうございました。
アシスタント
ありがとうございました。