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お騒がせロボット営業部! 表紙

お騒がせロボット営業部!

2026年5月27日 更新

今日は、辻堂ゆめさんのユーモアミステリー 『お騒がせロボット営業部!』をご紹介します。

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店頭POP

今の気分に合う一冊かも

気分、読みどころ、向いている読者を店頭POPのようにまとめました。

こんな時に
重すぎないミステリーを、お仕事小説の軽やかさで楽しみたい時
刺さるポイント
売れないロボットをめぐる営業現場の奮闘が、思わぬ事件と人間関係を動かしていく
向いている人
ユーモアのある連作ミステリーや、働く人の奮闘を描く物語が好きな人

Reading Notes

読みどころメモ

音声レビューの要点

今日は、辻堂ゆめさんのユーモアミステリー 『お騒がせロボット営業部!』をご紹介します。

この作品は、企業が社運をかけて開発したロボット、パティをめぐる連作ミステリーです。ところがこのパティは、期待されたほど実用的ではなく、営業の現場ではなかなか売り込みにくい存在です。新人営業の朝香は、技術担当の怜央と組み、扱いづらいロボットを抱えて取引先や社内のトラブルに向き合うことになります。

物語の面白さは、ロボットが近未来的な万能マシンとしてではなく、むしろ少し残念で手のかかる存在として描かれるところです。便利なはずの技術が、現場では思うように役立たない。だからこそ、人間の工夫や会話、ちょっとした機転が必要になります。パティが事件の犯人扱いをされたり、営業先で思わぬ問題を呼び込んだりするたびに、朝香たちは仕事としても謎解きとしても奔走します。

重厚な犯罪ミステリーというより、働く人たちの奮闘と軽やかな謎解きを楽しむタイプの作品です。社内の空気、営業の難しさ、技術者との距離感など、お仕事小説としての読みどころもあり、ロボットを通して人間の弱さや優しさが見えてきます。事件は起きますが、読後感はやわらかく、登場人物たちを応援したくなる温度があります。

気軽に読めるミステリーを探している人、仕事の現場を舞台にした物語が好きな人、少し不器用な人と機械の組み合わせに惹かれる人におすすめです。辻堂作品の中でも親しみやすく、ユーモアのある一冊です。

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