店頭POP
今の気分に合う一冊かも
気分、読みどころ、向いている読者を店頭POPのようにまとめました。
- こんな時に
- 日常に疲れて、くだらないことで大笑いしたい時
- 刺さるポイント
- 社会人になった著者が、さらに磨きのかかった自虐と赤裸々な体験談で読者を笑わせ続ける
- 向いている人
- 笑えるエッセイが好きで、シリーズを続けて読みたい人
Reading Notes
読みどころメモ
音声レビューの要点
今日は、朝井リョウさんのエッセイ第二弾 『風と共にゆとりぬ』をご紹介します。
前作『時をかけるゆとり』で大学生時代のエピソードを炸裂させた朝井さんが、今度は社会人として歩み始めた日々を綴っています。けれど、大人になったからといって落ち着くわけがないのがこの人の面白さです。
本書は三部構成になっていて、第一部は日常の出来事を軽快に綴るエッセイ、第二部は雑誌連載のコラム、そして第三部はある身体の悩みについて壮大に書き上げた長編エッセイです。特に第三部の破壊力は凄まじく、読む人の多くが涙を流すほど笑ったという声が絶えません。
社会人としての経験が増えた分、前作よりもエピソードの幅が広がっています。海外でのホームステイ先での失敗談や、友人との旅行中のハプニングなど、本人にとっては災難でしかない出来事を、見事に笑いへと昇華しています。
前作を読んでいなくても十分に楽しめますが、一作目から順番に読むと著者の成長と変化が見えて、より一層味わい深くなります。
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