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この棚で手に取りたい理由
要約の冒頭と棚の手がかりから、手に取る理由をまとめました。
- 読みどころ
- 警察庁長官官房の竜崎伸也は、東大卒のキャリア官僚。原理原則を何よりも重んじ、組織の論理で世界を裁断する異色の主人公です。
- 棚のジャンル
- 警察 / サスペンス
- 試し聴き
- 音声レビューで、読む前に作品の雰囲気を確かめられます。
Reading Notes
読みどころメモ
音声レビューの要点
警察庁長官官房の竜崎伸也は、東大卒のキャリア官僚。原理原則を何よりも重んじ、組織の論理で世界を裁断する異色の主人公です。
連続殺人事件の犯人が現職警察官だったことが判明し、組織は隠蔽の方向へ動き始めます。竜崎は周囲の圧力に屈せず、法と規則に基づいた判断を貫こうとします。
空気を読まず、忖度もしない竜崎の姿は、読み始めこそ取っつきにくさを感じるかもしれません。しかし、その頑ななまでの論理性が結果として組織を守り、事件の核心に迫る刃となっていく逆説が痛快です。
警察小説でありながら、組織と個人の関係、正義とは何かを問う思索の書でもあります。吉川英治文学新人賞を受賞し、今野敏の代表作として広く読まれている一冊です。
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