店頭POP
今の気分に合う一冊かも
気分、読みどころ、向いている読者を店頭POPのようにまとめました。
- こんな時に
- 長年未解決の事件に挑む執念の捜査劇を読みたい時
- 刺さるポイント
- 昭和から令和へ継承される刑事たちの追跡が、時代を超えて真相へ収束する
- 向いている人
- 重厚な警察サスペンスとどんでん返しを求める人
Reading Notes
読みどころメモ
音声レビューの要点
今日は、伏尾美紀さんの壮大な警察サスペンス小説 『百年の時効』をご紹介します。
この物語は、ある未解決の一家惨殺事件をきっかけに、昭和から令和まで続く刑事たちの執念と真相追及のドラマを描いた作品です。 1974年の春、嵐の夜に起きた夫婦と娘の殺害事件。四人の共犯がいたとされながら、当時逮捕されたのは一人だけでした。 捜査は時代の波に阻まれ、有力な証拠をつかめないまま年月が過ぎていきます。 やがて50年後、その容疑者の一人が変死体で発見されることから、事件の時計の針は再び動き出します。 真相に迫るカギは、過去の捜査資料と刑事たちの記憶に刻まれた痕跡です。
物語は、昭和・平成・令和という三つの時代をまたぎながら進みます。 熟練の刑事たちが受け継いできた捜査のバトンは、若い刑事の手に託され、 限られた時間の中で最後の一ピースを探し求めていきます。 過去の捜査ノートや科学捜査の進展が真実を照らし出し、 時代を超えた執念の捜査は、どんでん返しと感動のクライマックスへと導かれていきます。
この作品は、単なる謎解きミステリーにとどまりません。 「正義とは何か」 「真実に向き合うとはどういうことか」 という問いを、 長い年月と複雑な人間ドラマを通じて深く考えさせてくれる重厚な物語です。
聞き手のあなたにも、 時代をまたいで真実に向き合い続ける人々の矜持と、 執念深い捜査の行方を味わっていただきたい一冊です。
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