店頭POP
今の気分に合う一冊かも
気分、読みどころ、向いている読者を店頭POPのようにまとめました。
- こんな時に
- 料理を上手に作るより、食べることを楽しくしたい時
- 刺さるポイント
- 人には言いにくいけれど妙においしい、日常ごはんの遊び心
- 向いている人
- 食のエッセイや、笑いながら読める実用寄りの本が好きな人
Reading Notes
読みどころメモ
音声レビューの要点
今日は、かざまりんぺいさんと森沢明夫さんの共著 『はずめし 恥ずかしいけどうまい!涙と笑いのレシピ集』をご紹介します。
この本が扱うのは、立派な料理ではありません。 人前で胸を張って出すには少し照れるけれど、 食べてみると妙においしい。 そんな身近な材料の組み合わせや、 ひとり暮らしの台所から生まれそうな自由な発想を集めた料理本です。 タイトルの通り、恥ずかしいけれどうまいごはんを、 笑いと好奇心で楽しむ一冊です。
魅力は、料理をきれいに整えることよりも、 食べることの面白さを大事にしているところです。 冷蔵庫にあるものを組み合わせてみる。 子どもの頃に好きだった味を少し変な形で再現してみる。 誰かに見せるためではなく、 自分が楽しくなるために作って食べる。 そういう気楽さが、ページ全体に流れています。
読者からは、 思わず試したくなる、 くだらないのに楽しそう、 料理へのハードルが下がるという反応が見られます。 きちんとしたレシピ本として使うだけでなく、 食べ物をめぐる小さな笑いの本として読むのも合っています。 森沢さんの作品にある人懐っこさや、日常を面白がる感覚が、 料理という題材の中で軽やかに出ています。
『はずめし』は、 完璧な食卓を目指す本ではありません。 今日は少しふざけてもいい、 自分だけの好きな味があってもいい。 そんなふうに、食べることを身近な遊びに戻してくれる一冊です。
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